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小児生活習慣病

子供の生活習慣病(小児生活習慣病)とは食べすぎや野菜不足、運動不足や
夜型の生活など悪い生活習慣の積み重ねが原因である。生活習慣病は以前は成人してからの病気だと考えられていたが、小児生活習慣病と名を変えて子供達に近年増えている。
子供の慢性的な運動不足、食事の欧米化など子供(小児)を取り巻く環境が
子供の肥満の原因となり、様々な病気を子供たちに引き起こしてしまう。小児生活習慣病は一般成人の生活習慣病と同様、肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病(インスリン非依存型)などが指摘されている。
子供の肥満は学童期で約1割近いことが報告されており、中には高脂血症、高血圧などをともなう場合も少なくない。また、幼児期、学童期の子供の肥満の多くは成人の肥満に移行する可能性が高い。

文部科学省発表の「平成17年度学校保健統計調査報告書」で、学校の定期健康診断で「肥満傾向児」と診断された子供(小児)は、1977年に比べ1.5倍から2倍(男女平均)に拡大しているという現状結果が出ている。
今回の調査は、全国の公立小中学校の児童・生徒を対象として、性別・年齢別に
身長別平均体重を求め、その平均体重の120%以上の児童を「肥満傾向児」と
したもので、子供の肥満判定法は成長期の子供の場合、一般成人の肥満判定法とは異なる。
肥満判定法は様々だが、年齢・性別でみる標準成長曲線で判定するのが一般的。 子供の世代と親世代を比較しその現状を確認したところ、男女ともに全ての年齢で肥満傾向と判定された児童が増加。最近増加している内臓脂肪型肥満の場合、見た目では肥満と分かりにくい場合があるので、児童の肥満傾向は現状よりもっと多いだろうと推測されている。
今回の子供の肥満傾向児の増加の原因は、飽食の時代と言われる食生活の変化による食べ過ぎ、テレビゲームの普及・塾通いなどによる運動
不足の影響が大きい。
ところがその一方で、上記の肥満傾向の結果とは逆に、思春期の女子に関しては、
「やせ願望」の若年化が見られ問題になりつつある。成長期の無理なダイエットが
成人してからの体に様々な影響を与えることもわかっている。現状の子供の肥満問題とあわせて子供の規則正しい生活習慣という枠組みで取り組む必要がある。
小児生活習慣病は、子供たちにとってとても深刻な現代病なのである。